こんにちは、あんずです。
しんのすけの皮膚アレルギー最終章です。
同じ悩みを抱えている飼い主さんに少しでもお役に立てれば嬉しいです。
アレルギー検査
しんのすけの皮膚アレルギーがイギリスで落ち着いていたのものの、ちょうど帰国したのはコロナ禍。
各航空会社も2020年2月以降しばらくの間、犬の搭乗が不可になり、許可が下りるまで連絡待ちに。
ほぼ半年後、犬の飛行機への搭乗許可が2020年8月初旬にどの航空会社からも連絡が入り、無事帰国しました。

色々トラブルがあり、しんのすけのイギリスでのフードが数日間のみしか手元に無く、日本でお世話になっていた獣医師に以前使用していたサーモン主体のフードを依頼し、これで一安心かと思いきやそのフードを食べた後に湿疹が発症。
以前は問題無かったフードなのに。
ここから、またフード探しが始まりました。
今までよりもう少し自宅から便利な場所にと病院を変えた所、たまたま皮膚専門の先生の受診が出来たため、今までの経緯をお話した結果アレルギー検査をする事になり…。
この結果はかなりの驚きです。
牛、豚、鶏はほとんどNG!!
牛はもう食べてしまったら、命に関わるくらいのアレルギー値。
これも運良くあげた事がないため今まで無事でしたが、拾い食いやお散歩時に親切におやつを下さる方から知らずに頂いていたら大変なことになっていたはず。
とにかく我が家では、他の方からしんのすけにはおやつやご飯をいっさい受け取らないことを徹底しています。
アレルギーがある事をお話しすると、皆さん理解して頂けるのでこれだけはずっと守っています。
もちろんしんのすけは欲しがりますが、心を鬼にして丁重にお断りです。
魚の中でもサーモンが取り立ててアレルギー値が低い訳ではありませんが、獣医師のアドバイスを得ながらアレルギーと上手く付き合っていこうと思い、可もなく不可もなくのサーモン主体のフードを今も与えています。
牛がNGのため、牛乳、ヨーグルト、チーズも避けるようにとのこと。
発酵食品だからと言っても牛が90%以上の値でアレルギー反応があるため、控えるべきとのことでした。
「これらの物を食べれなくても、大丈夫ですよ。他の物でちゃんと補えるから。」と獣医師から声をかけられ、暗い気持ちになっていましたがしっかりせねばと思いただせました(相当私が暗い顔をしていたんだと思います)。
学び
ここに至るまで、長い道のりでしたが親の学びも深まりました。
今ドッグフードは世の中にたくさん出回っていて、少しでも良い物をと思うからこそ迷いが生じます。
でも、人間もたくさんある食品から選んで食べていますよね。
人間も犬も同じ。
個々の状態によって、食するものがさまざまなことは変わりありません。
家飼いにしている愛玩犬は今では、フードだけではなく飼い主の手作りごはんもまた一つのチョイス。
私もそれならばとチャレンジしてみましたが、アレルギー反応の多いしんのすけに合うごはん作りが思っていたよりも難しく、しんのすけは毎回喜んで食べてくれましたが、食べた後に量や食品選びによって湿疹が出来てしまったり、最終的に激しい嘔吐してしまったりということが起こり、私は手作りごはんを断念しました。
一時は体に合うようにうまく作ってあげれないことが情けなく自己嫌悪になりましたが、まずは安全に食べれること、皮膚改善に向かうことが一番だったため、獣医師との相談の元でフードにすることにしました。
しんのすけがもっともっと歳を経て、フードではなく手作りごはんを必要とする時がきたらもう一度慎重に研究を重ねてごはんを作ってあげたいと考えています。
犬のごはんには手作りごはんをするしないの意見もたくさん聞きますね。
私はどちらとも言えないと思っています。
フードだから飼い主が手を抜いている訳でもなく、手作りごはんだからと完璧な栄養食でもないと思っているから。
実際、私が手作りをしている時に栄養面も不安の一つでした。
これは獣医師からも最も指摘された部分でもあります。
特にアレルギー体質のしんのすけには何でも食べさせることが出来ないため、フードのように万遍なく栄養を与えることが難しい事もあっての決断でした。
言葉を話さないしんのすけですから、常に様子を見ながらですしね。
まとめ
現在は気候によって、又はお散歩した場所やグルーミングの後など肌に赤みのある湿疹が出来ることもあります。
最近は夏の暑い時期が長くなり、これもまたアレルギーのしんのすけには悩みものです。
特に湿度が高い時期は痒みが増すため要注意。
都内に住んでいますが、割と緑がある公園もありお散歩をするには有り難いですが、都内の公園や街路樹のほとんどが害虫駆除を年に数回行われるため、知らずに害虫駆除直後にお散歩をすると(特に雨が降った後、薬が流れ出し葉や幹に雫になっていたり、地面に流れ出していたり)パウやお腹が赤い湿疹になります。
湿疹が見られる際は、人間も利用するカレンデュラクリームを塗っています(パウの赤みにも使用)。
皮膚アレルギーはなかなか手強いですが、これも強いお薬を使用せずになんとか過ごせる方法を探しての結果です。
毎日しんのすけの様子を見ながら、元気に過ごせるよう見守るのも親の役目ですね。
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