しんのすけの皮膚アレルギー 2

愛犬

こんにちは、あんずです。

今日は、フード探しについて。

本当に大変な作業としか言葉がありません。

結論からいうと、食べさせてみないと体質に合うかどうかが分からないから。

どのようにしてしんのすけに合うフードを見つけてきたのかについてのお話です。

フードのあれこれ

担当獣医師と話し合い、ペットフードに多いチキンを含むフードからサーモン主体のフードに変えてみることにしました。

グルテンフリー、ベジオンリーという選択肢もありますが、出来れば動物性食品を主体とするフードを与えたかったため肉から魚に変更です。

アトピー性皮膚炎の場合、何に反応するかはその子によって様々。

大抵の犬にとってチキンは好物のようで、しんのすけも食べたがりますが彼にはNGです。

獣医師によると、昔は良かったけれど最近のチキンの大半は抗生剤投与のためそれをフードとする犬たちにアレルギーが増えているとのことで、食い付きは良い食品だけれどもアトピー性皮膚炎の場合はチキンがダメな可能性が高いと考えた方が良いと言われました。

お散歩中に拾い食い大王のしんのすけは、以前草木の中にあった人間が捨てたと思われる骨付きチキンをパクッと!!

すぐ取り上げましたが、その夜お腹に大きな赤い湿疹が幾つも出来ました。

湿疹だけで済みましたが、その子によっては生死に関わることでもあります。

拾い食いをする前に阻止したいところですが、動物は臭覚が優れているため人間よりも早く見つてしまいます。

特にしんのすけは食べることが1番好きなため、臭覚の良さはピカイチ!!

飼い主の私たちもいまだにお散歩のたびに、目を皿のようにして見ていますが完璧にはいかず、ある日はパンを、ある日はクッキーを(よくまぁこんなに食べ物が落ちていると思う毎日)、また冬になると歯応えの良い枝をと食べてしまいます。

一度ビックリするくらい見事に誰も口にしていない野菜とハムのサンドウィッチがそのまま落ちていて、それを食べようと猛ダッシュ。

さすがに回避出来ましたが、食べていたらどうなっていたことやら。

そんな経緯もありサーモンを選択。

サーモン主体のフードを与え始めた翌日、ひどい湿疹も嘔吐もなく調子が良い様子。

体調の変化を見るためちょこちょことフードを変えることは出来ず、このまま3週間ほど様子を見ましたが少しずつ皮膚の赤みも良くなり、このまま続けられると判断しました。

現在は赤ちゃんの時とは違うメーカーの物ですが、今もって主体はサーモンです。

経過

実は、しんのすけは主人の仕事でちょうど1歳を迎えた頃からイギリスで2年ちょっと生活をしています。

イギリスは犬にとって環境が良く、1歳を迎えたしんのすけはとにかく元気盛り。

毎日たくさん自然の中で遊ばせてあげられたことや気候も合っていたようで、しんのすけのストレスが減ったのでしょう。肌の悩みが嘘のようにほとんど無くなりました。

しんのすけはヨークシャテリア。

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イギリスにて。丸々と太ってしまったしんのすけ。

もしかしたら、犬種の生誕地のイギリスが一番体が合うのかもしれませんね。

伸び伸び育ったしんのすけは日本とは違い、イギリスの獣医師からはほとんど体重管理も無く全てが伸び伸びで、日本にいた赤ちゃんの頃「痩せっぽち」と言われていた彼もマルマルと太った犬に成長しました(これは太り過ぎで帰国後、担当獣医師より厳しいお達しがあり、ダイエットに励みました)。

親も疑うことなく健康的で、親バカならぬそれが可愛いと心底思っていた次第。

お腹の湿疹が出来ていないか毎日チェックをしていた不安な日々もなくなり、親の私たちも肩の荷が降り、しんのすけがアトピーということも忘れるくらい気持ちが楽になりました。

まとめ

今現在、こんなにあるの?というくらいドッグフードは世の中にたくさんあります。

この大量にある中からどれが合うかを探すことは一苦労です。

犬が喋る訳ではないので、食べる様子、体調変化でしか親の私たちも判断がなく、フード表示を念入りに見て「これならば!」というフードを3社くらい選択し、ネットでお試しサイズを注文してしんのすけに試食させていました。

しんのすけがアレルギーがあることをネット注文の際に必ず記載もして(アドバイスして頂けることもありました)。

合うフードを見つけられるまで気が遠くなる作業でもあります。

愛犬のため1日も早く安心して食べれるフードをと思う気持ちでいっぱいの日々だったあの頃。

しかし安定していたイギリスでのしんのすけの皮膚も帰国後、悲しいことにまた皮膚トラブル発生です。

アトピー経過はまだ続きます。

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